私は自己啓発系の本か、セラピー系の本を読むのが好きです。
なので、年間を通して小説やエッセイを読む比率が低いです。
世の中にはとてもいい作品があり、本屋でもランキングを掲示したりして、いろいろな方法で紹介されています。
私もランキングなどを見て参考にしたり、普段では読まない分野のもので、紹介ぶんが面白く興味のわくものは、チェックするようにしています。
てなことで、猫好きな方、そうでない方にもぜひ読んでもらいたい本を紹介します!
”図書館ねこ デューイ”
町を幸せにしたトラねこの物語
ヴィッキー・マイロン
羽田詩津子 訳
早川書房
本の帯より〜
1988年、アメリカの小さな町の凍えるような冬の朝。
出勤してきた図書館長のヴィッキーは本の返却ボックスのなかでうずくまる子ねこをみつける。
その赤茶色の子ねこは、救い出されると健気にもしもやけの足で立ち上がり、ヴィッキーの手足に頭をこすりつけて挨拶した...。
これだけ読むと昨今のブログで有名になった人懐っこいかわいらしい猫の生活記録なのかなぁと思っていまして、はじめは買うのをためらってしまったのですが、なんか気になって、結局購入。
そのまま、電車に乗って買ったばかりのその本を読み始めたら、、、はじめの部分から涙が出そうになり、これ以上は電車でよむのはもったいないと判断して、家でゆっくり読むことにしました。
日本のNHKでも紹介されたらしいのですが、私は知りませんでした。
最後まで愛されていたデューイ、そしてデューイからの愛。
なにより、図書館長のヴィッキー・マイロンさんのなんとのいえないデューイに対する思いが本当に暖かく、読むだけでも感銘を受けますし、本人の生命力や人生観も尊敬できます。
もしよければ読んでみてください!
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