水仙月の四日はとっても綺麗な言葉でつづられていて、物語を読んでいると素敵な日本語に出会えます!
しかし、方言などなじみのない言葉が始めから出てくるので、語りだと聞いてくださっている方には、少々解かりずらく、物語の世界観を理解しにくいと思います・・・。
そこで、少しづつ用語の解説みたいなものをやって行こうと思ってます!
雪婆んご: ゆきばんご: ばんごは方言でお婆さんのこと。
岩手あたりでは、雪の降る晩に来ると言われていた
温帯低気圧とも・・・
雪童子: ゆきわらす: わらすは方言で子供のこと。
宮沢賢治が作った架空の子供。
その姿は人間には見えない、、
かつて雪童子も人間の子供で、水仙月の四日で、魂を採られてしまったとされている。
雪狼: ゆきおいの: おいのは方言で狼のこと。
この雪狼も宮沢賢治が作った架空の生き物で、姿は人間に見えない。
陸だけでなく、空さえも自由に駆け回ることができる。
雪童子とともに行動している。
このように漢字を目でみると解説なんかしなくても想像できる言葉なんですが、語りとして耳からの情報だけだと、何がなんだか解からないのです・・・・。
それで、本番は「絵」をスライドするのです。
私もまだまだ研究中なのでたまに珍説してしまいますが、それもまた楽しんでいただければと思っています!
本日のお勉強はこのくらいで・・・。
狼の写真はphoto.itulo.com/browse.asp さんのを使わせていただきました!ありがとうございます!
PR