前回で言った通り私の‘双子の星二’の星はギリシア神話テイストが少し加わった双子座のカストルとポルックス説で進めて行きます!
簡単にギリシア神話での双子の話をすると。
双子はゼウスの子とされ、ポルックス(弟)は不死身で、カストル(兄)がイダス兄弟に殺された後、弟は自分の命を兄に分け与え一日交代で神々の世界とあの世に一緒に暮らしたという。
この現世と冥界が繋がっている、同じ場所に存在していることが重要で、、その通路が天の川の落ち口、つまり石炭袋として作品を構成したのではないかとおもわれます。
では何故、そのような世界観なのかというと、双子は箒星に騙され海に落とされますが、双子は水の中でも自由に息が出来たからです。神の子だから息が出来たとか、そういうのも好きですが、ここではもっと論理的に考えます。
海の底であって宇宙という海の中にいるのです。つまり、双子が落ちた所は本当の海ではないのです。だから自由に息が出来たのです。
たしかに、双子が落とされたとき、地球の大気圏に入るときには‘赤い火花がパチパチ’上がるそうなのですが、そんなところからの落下では燃えてしまうかして海の底には残念ながらたどり着けないでしょう。(現実的に考えると)
その点、石炭袋を異空間への通路と考えて双子の知らない宇宙のどこかに移動させたと考えたらいいんじゃないかと思います。
そしてもう一つ、宇宙と海を一つにしているキーワードを。それはまた次回に!
あっ、珍説暴進中です!
*写真は神代植物公園のダリアです!