アレニウス…スウェーデンの天文学者、物理学者、化学者。
1903年 電離理論でノーベル賞化学賞受賞。
天文分野では、1907年 地球生命が他から来たことを示唆。
1913年には太陽系成因を衝突説で説明した。
大正期の日本天文学界へ大きな影響を与えた。
そして、賢治さんも例に漏れず、アレニウスに影響を受けていた。
アレニウスは‘地球生命は他世界から来た’という説を解きました。近年ではその役割は彗星が果たしていると、ほとんどの学者が確信しているらしいのです。
ここから私の仮説です!
賢治さんは、アレニウスに傾倒はしていたけど、他世界からくる生命がどうやって地球へきたのかを‘双子の星’を書く前から予測していたのかもしれません。
それは、彗星。
方法は、‘帚星のいたづらによるもの’と童話らしくしているものの、見事に仮説を童話に盛り込んで説明している気がします。
海に落ちるというのも、生命は海から誕生していることに掛けているのかも知れません。あと海に関しては他にも理由がありますが…。それは後々。
こうして、賢治さんの童話には一つ一つの言葉に大きな意味が隠されているのです。
うぅ、深い!!
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